A.次のビザ更新までの期間によって、なすべき行動は変わってきます。
もし、ビザ更新期間まで1~2ヶ月しかない場合は、更新申請の準備に取り掛かります。
ここで注意したいのは、ビザの更新だからと言って、転職先での就労が認められるかどうかは分からないということです。
転職した場合は、ビザを新しく申請するのと同じ書類と手続きが必要ですから、気を抜くことは出来ません。
転職先が、自分の専門性と合致するのかを丁寧に説明する書類づくりが必要となってきます。
もし、ビザ更新まで半年以上あるのなら、更新ではなく「就労資格証明書」を取得するように取り掛かります。
就労資格証明書は、その職場で働くことが就労要件に合致していることを証明するものです。
ですから、この証明書があれば、次の更新は非常にスムーズに更新許可となります。
書類的には、新しくビザを申請するのと同じものですから、更新が近い方と同様、気を抜くことは出来ません。
しかし、就労資格証明書の申請が、もし不許可であっても、その不許可理由をキチンと聞いて、更新申請に生かせばよいので、簡単に言えばチャンスが2倍となっているということです。
転職した場合は、何より入管へ職場の変更のお知らせを早めにして、すぐ、就労資格証明書の取得か、更新申請の準備に取り掛かってください。






