私は日本語学校の非常勤講師としても働いています。
読んで字のとおり、日本語学校は日本語を外国人に教える学校です。私の努めている日本語学校は東京でも非常に大きな日本語学校の1つです。中国・ベトナム人を中心に、アジア圏の学生が1000人規模で日本語を学んでいます。
日本語学校の体制にもよりますが、私の努める日本語学校は、進学を目指す学生中心の学校なので、だいたいの人たちが専門学校や大学へ進学します。
しかし、時たまに就職を目指して日本語学校に入ってくる学生も少なくはありません。
このとき、担任の先生方は就職の世話を丁寧にすることができるくらいの人員的余裕はありません。
進学する学生の面倒を見るだけでも沢山の業務があります。それを1人で、40~60人世話をするということは、やりがいはありますが重労働です。
就職する学生に対する関心は、その進捗をチェックする程度のことで終わることがほとんどとなります。いや、これは仕方のないことだと思います。
このとき、就職しようとする学生は、自分で就職先を探します。
時にアルバイト先に就職しようとする学生などもいます。しかし、彼らは当然のことですが就労ビザに関する知識があるとは言えません。
ですから、就職が上手くいって、ビザを申請したとしても、不許可が出るケースが少なくはないのです。
専任の先生方は、入管法に詳しいわけではありませんから指導ができませんし、本人も、受け入れる企業側もビザのことを知らない場合がほとんどです。
これは非常にもったいないことです。
ここに入管法に詳しい行政書士がいるだけで、事態はかなり変わってくるのではないでしょうか?
就職先を見つける前に、その学生の持つ専門性を把握しながら、就職する業界を指導し、実際に就職できれば、ビザの申請を手伝う。
間に行政書士が入るだけで、許可可能性は、ぐんと上がるのは目に見えています。
それまでは、進学しないというだけで、指導が手薄になっていた状況を、打破することができるでしょう。
留学生が就労ビザに変更し、会社の一員として日本の社会を支えることもできるようになります。
日本語学校や、専門学校の中にある、このようなニーズを満たして行きたいというのも私のビジョンの1つです。