入管業務に限らず行政書士で開業しようとしていらっしゃる方、または、既存の行政書士で入管業務に業務を拡大しようと考えてらっしゃる方向けに、様々な情報をお伝えします。
まずは、ハードウェアからご紹介いたしましょう。
1、ハードウェア関連
・パソコン類
もちろん、普通の文書が打てるパソコンであれば十分です。
最近のパソコンは非常にスペックが高いので、5万ほどのデスクトップで良いと思います。
ただし、HDDなのかSSDなのかという観点でいえば、SSDの方がストレスフリーです。
1万ほど予算が高くなりますが、絶対あった方が良いです。
また、キーボードにはこだわった方が良いとは思います。
私はヨドバシカメラでキータッチを見て、Steelseriesのメカニカルの赤を使っています。
さらに、モニタですが、私は縦横のデュアルモニターにしていて、サンコーのくねくねアームで縦画面を固定しています。
縦横にすれば、文章を書くときインターネットやその他資料を別画面で確認しながらの作業が非常に楽になるので、あればかなりの効率化を図れます。
文章を書くのが仕事なので、やはりキーボードとモニタはこだわりたいかなと考えます。
更に余裕がある方は、24時間稼働用のネットワークストレージを購入されることをお勧めします。
私はWDのつなぐだけ簡単ポンのものを使っています。
この中に業務用のデータをバックアップしておいて、どこからでもインターネット環境で入れるようにしておけば、出先でも困りません。
Google DriveやG-mailでも同じようなことはできますが、やはり完全にプライベートなものではないので、個人情報漏洩の観点からはあまりお勧めできません。
・プリンター
A3なのか、A4なのかで迷うと思いますが、様々な業務に対応するという意味で、A3が良いです。
時たまに外国の証明書は、A4を超えて、変なサイズのものもありますので、それをコピーするとなるとA3サイズがあった方が良いでしょう。
A3サイズは重くてでかいので、事務所で存在感がありますが、そこは我慢ですね。
また、入管業務にはFAXは必須です。
入管の申請予約は必ずFAXを通して行われるので、FAX付きのものを買いましょう。
という言うかビジネスプリンターには、ほとんど搭載されています。
よくコピーを取るので、自動紙送り機能は必須です。
最近では、3万円台からプリンターは有るので、リーズナブルです。
インクも、プリンターの保証がついている互換インクもありますので、それで十分かと思います。
ただし、お客様に配るチラシや名刺は、さすがに業者に頼んでレーザーでやった方が綺麗だし、プロっぽくなるので、データ入稿で業者にプリントさせた方が得策だと思います。
よって、レーザープリンターは事務所にはいらないのではないかと思います。
・電話
FAXはプリンターについているので、電話にFAXはいりません。
留守電くらいついていてもいいでしょう。
中古で安く買うのが一番です(笑)
なお、電話はインターネット電話がやはり安く、ドコモ光インターネットを使っているなら月500円です。
転送電話設定をされる先生も多いかもしれませんが、本当に必要な顧客は、固定電話でダメなら携帯にかけてきますので、転送設定はいらないと考えます。
実は、固定電話からの発信の方が安いので、私は電話を掛ける時は専ら固定電話からです(笑)
・金庫
結構小さい金庫が多いのですが、入管業務ではA4サイズのものを結構扱うため、A4がすっぽり入る方が良いです。
金庫いらないという感じもしますが、やはり在留カードやパスポートを預かる身なので、最低でもこれらのものが入る金庫は必要です。
・シュレッダー
必ず文章の更新はしますので、そのたびに古い文章はシュレッダーにかける必要があります。
個人情報丸見えの文章ばかりですから、ここは、割といいものを買いましょう。
私は、結構間違える人なので、大容量のものを使っています(笑)